過去の事例をあげるとキリがないほど多数の案件に立ち会わせていただきましたが印象に残ってる案件をご紹介させていただきます。

解体現場で軒下から骨のような白い物体が出てきました。職業柄ついに当たってしまったかと覚悟を決め、手をつけないようにと慎重に近づいて確認をされたそうです。それは骨ではなく牙のようで、角ばっていたりもしたので安堵されたそうです。ゴミ袋に入れ移動しようとしたら非常に重いので何かしら価値があるのかと思われながらも作業を続けていたら今度は刀らしきものが出てきました。そこで以前から買取の方でお付き合いいただいておりました当社に依頼をいただき出張させていただきました。

現場のお宅は昔からハンコ屋を営まれていたご家庭だったようでご主人の技術的な限界と格安のハンコ専門業者などが増えだした頃だったようで廃業されたようです。

刀に関しては登録証が見当たらずその場での買取はお断りいたしましたが現場で刀に関しできる限りのアドバイスをさせていただきました。

解体業者様は刀の買取ができないと伝えた事でゴミ袋の象牙をこれって・・・とお出しくださいました。あっ象牙ですよ。

ハンコ屋さんなら象牙の価値をご理解されているかと思いますがおそらく少し放置してしまっている間にお身体を悪くされたとかワシントン条約などで取り扱い規制が厳しくなったことも関係したのかもしれません。

結構な量がありますので今日は皆さんで、結構な宴会ができますねと買取させていただきました。

そして刀はやはり家屋の残置の中に埋もれ、登録が見つかり刀も後日お買取りさせていただきました。

現金が出てきて喜んでいる場合ではない金額になるもんだなぁと大変満足いただきました。

この様な案件に当たると業者様も貪欲に出張見積の依頼を当社にいただけます。有りがたい事ではありますが厳しい内容の依頼も増えますので当社では空振りにならないよう、業者様にも見る目を持っていただけるよう出張で伺うたびに勉強をしていただいております。

教えたくない目利きではありますが両者がモノの価値を把握していた方がお互いの信頼関係が築ける事を当社は知っております。